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学習・教育目標

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電気電子工学科の「教育コース」と「学習・教育目標」

電気電子工学科では、当学科の「教育理念」に基づき、確固とした基礎学力を養うとともに、電気エネルギー、電気電子材料等に関する分野、あるいは通信、計測・制御、情報処理等に関する分野の専門知識と応用・問題解決能力を身に付けるための教育に重点をおき、以下の二つのコースを設定して、教育を行います。

(1) 電気工学コース(Electrical Engineering Course)

当コースは数学、物理、化学、情報技術、語学の一般的基礎学力、電気磁気学、電気回路、電子回路などの電気電子技術者としての基礎学力は勿論、電気エネルギー、電気電子材料等に関する専門知識と応用・問題解決能力を身につけることに重きをおいた学習コースです。
このコースを履修し、卒業するためには、「電気工学コース教育課程一覧表」に従って単位を修得する必要があります。

(2) 電子システムコース(Electronic Systems Engineering Course)

当コースは数学、物理、化学、情報技術、語学の一般的基礎学力、電気磁気学、電気回路、電子回路などの電気電子技術者としての基礎学力は勿論、通信、計測・制御、情報処理等に関する専門知識と応用・問題解決能力を身につけることに重きをおいた学習コースです。
このコースを履修し、卒業するためには、「電子システムコース教育課程一覧表」に従って単位を修得する必要があります。

上記の二つのコースでは、「教育理念」を実のあるものとするために、以下の八つの「学習・教育目標」を掲げて教育を行います。

(A) 豊かな教養と健全な常識を持った、社会の一員としての技術者になる。 人文科学・社会科学の学習を通じて、人間とは何か、自分とは何かを考え、社会との関わりを考えると共に、いろいろな社会の構造と問題点などを学ぶ。この学習を通して総合的な教養や常識を身に付け、思慮分別を持った技術者になる。また、語学の学習を通じて日本のみならず世界各国の文化・思想を理解し、他国の人と共感できる感性を身に付ける。
キーワード 豊かな教養、健全な常識
到達水準:
  • 宗教・哲学、いろいろな社会の構造、文化、心理などを学び、人間とは何か・自分とは何かを考え、日本の社会・世界との関わりを考えることができるようになる。また、他者・他国の立場も理解できるようになる。
(B) 自然と人類の共生を常に考え高い倫理観と使命感を持った技術者になる。 技術者倫理・環境倫理の学習を通じて、技術が地球環境や社会に及ぼす影響・効果を常に念頭に置き、技術者としてとるべき行動を判断できるようになる。また、時間・約束を守り、与えられた任務をやり遂げようとする責任感を持った技術者になる。
キーワード 倫理観、使命感
到達水準:
  • 技術が社会や環境に与える影響を理解し、責任ある技術者として行動できる基本的思考方法を身に付ける。
(C) 自然科学ならびにコンピュータ技術に関する基礎能力を身に付ける。 数学、物理、化学などの自然科学や情報科学の基礎の学習を通じて、自然科学、情報科学の基礎的能力を身に付ける。科学的、技術的事項を、言語・数式・図などで表現できるようになる。
キーワード 自然科学・情報基礎
到達水準:
  • 科学的、技術的事項を日本語、図、グラフ、数式を用いて表現できるようになる。
  • 微分方程式・連立方程式が解け、複素数・行列の演算ができ、ベクトルで場を表現できるようになる。
  • 上記2項を支援する計算機の使用法を身に付ける。
*試験問題のレベルとしては、電気学会や電子情報通信学会の教科書シリーズの基本的・標準的な問題を想定している。
(D) 電気・電子工学分野の専門知識とその応用能力を身に付ける。 電気電子工学の知識・理論を、特に基礎に重点をおいて学習し、これらを実践の場で応用できるようになる。電気電子技術者になるための基本的な専門知識を身に付ける。
電気磁気学、電気回路、電子回路、物性、エネルギー変換の基本的理論を理解し、応用できるようになる。その他、電力応用、物性、計測・制御、通信分野の基礎理論と主な装置の動作、計算機プログラムについて、選択して学ぶ。
キーワード 電気電子工学
到達水準:
  • 電気磁気学、電気回路、電子回路、物性の基礎理論を理解する。
  • 上で学んだ電気磁気学、電気回路、電子回路についての基礎知識を演習で応用できるようになる。
  • 情報理論を理解し、計算機プログラムが作成できるようになる。
  • 電力応用,物性,計測・制御,通信分野の基礎理論と主な装置の動作を理解する。
* 試験問題のレベルとしては、電気学会や電子通信情報学会の教科書シリーズの基本的・標準的な問題を想定している。
(E) 技術的諸問題の現実的解決策を立案する企画力と遂行する実行力、ならびに他と協力して計画を遂行するための協調性、指導力を身に付ける 電気電子工学実験などを通じて測定実験や検証実験の方法を体験し、技術的な諸問題を明確にし、解決するための計画立案と遂行能力を身に付ける。併せて、他と協力して計画を遂行するための協調性、指導力を身に付ける。
キーワード 問題解決能力、協調性
到達水準:
  • 電圧・電流などの電気諸量や材料の電気的特性を測定する方法、基本的な 電子回路やデバイスの動作を演習・実験を通して理解する。
  • 実験報告書を書くことができるようになる。このことを通して、現実の技術的問題をモデルで表現したり、解決策を立案・検証できる基礎を身に付ける。
  • チームを組んで実験を実施することにより協調性、指導力を養う。
(F) 好奇心と向上心に富み、自ら考えて行動する技術者になる。 演習・基礎的な実験・製作を通じて、電気電子工学に興味をもち、自分の頭で考え、自主的・継続的に学習できる能力を身に付ける。
キーワード 向上心、自主性
到達水準:
  • 簡単なラジオ・電子回路などの製作,簡単な電卓の設計などを通して電気電子工学に興味を持つ。
  • 基礎的な物理学実験、化学実験と電気磁気学、電気回路、電子回路の演習により、自分で考えることを身に付ける。
(G) 自己の主張を論理的に組み立て表現する発表能力と英語によるコミュニケーションの基礎的能力を身に付ける。 実験報告書の作成、学生実験のプレゼンテーションを通じて、日本語による論理的な表現能力を身に付ける。また、英語の学習や卒業研究での英語論文の輪講を通じて、英語で基礎的な読み・書き・発表・会話ができる能力を身に付ける。
キーワード 表現・発表能力、英語コミュニケーション能力
到達水準:
  • 日本語で、報告全体の構成がしっかりして分かり易い実験報告書を書き、発表できる。
  • 英語で、専門分野の論文を読んだり、日常会話をするための基礎力を身に付ける。
(H) 新しい産業や分野をも創造しうる積極性とチャレンジ精神を養う。 発展的実験と卒業研究などでの研究開発を通じて、問題発掘、新しい装置や実験装置のデザイン・製作などのトレーニングをおこない、本学の伝統であるベンチャー企業精神を受け継いだ技術者になる。
キーワード 問題発掘能力、チャレンジ精神
到達水準:
  • 発展的実験(電気電子工学実験Ⅲ、卒業研究)で行う設計・製作を通して、問題発掘・デザインを経験する。
  • 卒業研究を積極的・自主的に取り組む。

2009年7月3日修正
2004年10月18日説明追加
2004年3月15日改定
2002年4月18日制定

尚、今後更なる教育改善に向けたスパイラルアップによって、「学習・教育目標」等が変わることがあります。